のんさん
やっと立春。春が目の前にやってきました。嬉しい。でもまだまだ寒い。でも嬉しいです、春。
FloatingMountainデザインのキャロです。
FloatingMountainのショップにて絶賛販売中の長井朋子さんの作品集
「Thousands of Finchies」がなんと、女優ののんさんの目にー!
雑誌SWICHの最新号「女優・のん」特集発刊を記念し、全国のTSUTAYA・蔦屋書店さんにて
のんの写真展「SEVEN WONDERS OF NON展」というものが開催されております。
こちらの企画でのんさんの選んだ書籍、として選出していただきました。
のんさん。私はもちろんあまちゃんでハートを撃ち抜かれたひとりですが
最近はスチャダラ×エゴラッピンのミクロボーイとマクロガールという楽曲のPVで可愛さを強く、強く再確認しました。
もんのすごい破壊力です。(よしえさんの歌声とのんさんの透明感が半端なくシンクロし、もう後半の夕焼けバックのシーンは
ギターのメローなリフも相待って全部がキラッキラで、極上のPVです。最の高です。)
実はそんなこんなで長井さんとのんさんいいよね。と話していた矢先でしたので
SWICHさんから選出のお話いただいた時はびっくり仰天。慌てました。
嬉しいです。コツコツと作ったものがまさかのんさんの目に届くまでになるとは。
そして今をときめく天下の代官山蔦屋書店さんに、ほかの書籍と一緒に並んでいるなんて。
(限定数の作品集のため、現在はナディッフや六本木ヒルズ内ADギャラリーアート&デザインストアなど、
アート系の書籍コーナーでは扱っていただいていいますが、一般書店では取扱がありません。)
代官山蔦屋書店、SHIBUYA TSUTAYA、京都岡崎蔦屋書店にてのんさんコーナで紹介していただいています。
京都では手にとっていただける場所がなかったので、京都方面の皆様もぜひ!
世界を彩るもの
長井朋子作品集「Thousands of Finches」
サイン入りは残りわずかになって参りました!
年内は12月24日までのご注文(決済お済みの方のみ)まで発送対応となります。25日以降のご注文は年明け1月10日より順次発送させて頂く予定です。
こんにちは、デザイナーのキャロラインです。
コレクターさんやファンの皆様から続々と画集への嬉しいご感想をいただいています。
今日は私が感じる長井作品の魅力を少し書こうと思います。
長井ワールドが持つ魅力の一端を担うのは、デッサン力と確実な描写力だと思っています。
デッサン力という言葉、私は物事を見抜き正確に受け取る力として使っています。
生活において、人生において何事にもデッサン力が無いと、誰かの言葉に惑わされたり要らないものに巻かれてしまったりとても自由でない日々をしいられると思います。
これは好きか、心地よいか、大切なことか。
季節や世界のニュースやスーパーマーケットや、目の前に広がる物事にしっかり向き合って感じ取ることって心が弱るとアンテナが折れてしまって実は難しかったりするものです。
自分の好きなものや大切なことに向き合っていられる自由を実はたくさんの人が知らないうちに手放していることだと感じています。
かつて(10数年前です)一人暮らしの長井さんのお家に行ったとき、ここで生活できるのか?!と思うほど、長井フィルターにかけられた部屋の中を見て驚いたことを思い出します。センスが良い、のは当然ですが飾りなのか作品なのか境目がわからない無数のオブジェクトに囲まれたワンルームの部屋は生活必需品(と普段思い込んでいるもの)が見当たらず、その代わりにいろんなホビットのような人形や画材やドローイングが生活に溶け込んでいてまさに長井作品!で衝撃を受けたことを忘れられません。(部屋自体は半地下の湿気た空間で、チョイスミス!!感が溢れていましたが。。その辺は長井さんのうっかり人格が現れていて面白かったです。)
もの、こと、世界をしっかり見て、判断して吸収して時には選別して。長井さんの世界には長井さんのフィルターでしっかりと集められた事物が過不足なく詰め込まれています。
長井作品を鑑賞していて、みる人がすっとするのは、誰しもがなんとなしに取り込んでしまっている日々の不要な要素を一切取り入れない圧倒的な長井フィルターの力だと私は思っています。そこの世界に導入する描写力は誰が見ても一目了然だと思うので今回は語りません。(この絵のここの描写が凄い!などと語り出すと止まりませんので。。)
ぜひ、まだ長井朋子さんを知らない方にもどんどん、どんどん広まって行って欲しい!と思っています。
写真はFloatingMoutainのベースにて作品集のサインに取り組む長井さん。
ぬいぐるみのたくさんワンピース
こちらは長井朋子さんの作品集「Thousands of Finches」に収録された一枚です。
「ぬいぐるみのたくさんワンピース」と題されたこの作品は長井作品に出てくる女の子たちのような衣装を纏ったはいりさんがしっとりとした古民家に佇んでるシリーズです。
長井さん初の写真作品であるこちらは、ロケーションも長井さん自らで探してこられた場所で、都内にあるハウススタジオなのですが、持ち主さんのお祖父様の邸宅で今回の撮影がこけら落としということであまり手も入っていない状態の全体にほこりがかった、しかし立派な日本家屋でした。
まだ暮らしていらした頃のしつらえがのこる部屋の中は長い年月を感じるとともにどことなく暮らしの時間が止まった寂しさが漂う空間で、それとはまた対象的に日差しの眩しい初夏の昼間に撮影は行われました。
特に長井さんからこういったふうにとってほしいなどの説明などは無く、はいりさんも自らさまざまな表現でそこに“居る”感じを醸し出してくださり、静かに撮影は進みました。
作品集に掲載されている長井さんのことばを引用すると、「現実の、身の周りの風景に限りを感じて、違う世界をみてみたい。魔法がかかったような風景をみていたい!」という長井さんの制作の原動力になっているもの。これが絵画という手法でキャンバスの中に表現されるとき、きらきらとしたここちの良いものたちで満たされています。
今回の写真作品も可愛らしい衣装、小道具、またはいりさんのコミカルな表情などで一見するときらきらしたものがつまっているのですが
作品が半分現実の風景にとび出してきたとき、長井作品の可愛らしい、きらきらした、という表現の裏に隠れた“生きることの根底にあるもの”のようなものが見え隠れする仕上がりになっている気がします。
普段自分が切り撮るモノとは違った、作家さんの世界に入り込むという面白い感覚の撮影でした。
こちらの作品は現在開催中の長井さんの個展でも展示中です。
長井朋子 / 個展 「Thousands of Finches」
2017年11月17日[金] – 12月10日[日]
A/D Gallery、六本木ヒルズ
/入場無料
A/D Gallery:http://www.roppongihills.com/events/2017/11/003393.html
長井朋子作品集 [Thousands of Finches]
「まるごと自分の作品のような一冊にしたい!」という長井さんの強い思いからはじまり、片桐はいりさんとのコラボレーション企画や、普段見ることのできない絵描きのアトリエ、制作風景、さらに画集のために書き下ろしたページも盛り込み、充実した一冊になっています。
長井さんの膨大な数の作品の中から選び抜かれた作品たちは人気作品の他に初期のドローイングや日本では発表されなかった過去の作品、また2017年の新作まで約60点。
何度見ても新しい発見や出会いがある作品たちです。
アトリエ写真や制作風景はFloatingMountainで数日間アトリエにお邪魔し撮影しました。
長井さんの作品が生み出されるべくした、たくさんのぬいぐるみやフィギュアに囲まれたとてもハイセンスの空間で、まさにインスタレーションが展開されているかのようなアトリエでした。
作品だけを掲載する画集ではなく、長井ワールドをまるっとお見せする本を目指したので、こういった写真も多数盛り込んでいます。
また本文や表紙は長井さんの作品にマッチするよう、たくさんの試作を繰り返し極上の紙を選び出しました!なかなか普通の画集では使われない紙を使用しています。
長井さんの思いは、「画集が高いと悲しい。」
大好きな作家さんの作品を買いたいけれども手が出ない。そういった若いファンの方たちへなんとか画集という形で作品届けたい。だから作品集の価格は高くしたくない。
ということで、本自体は奇抜な形態を選んだりはしていませんが、紙選びから装丁のデザイン、挿絵など丁寧に丁寧につくりあげ、宝物感溢れる仕様になりました。
ページをめくった瞬間から始まる一つの映画のような、ストーリーのある作品集に仕上がっています。
購入はこちらから!https://floatingmt.thebase.in
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申し訳ございません、現在販売を一時中止しています。
7月中旬に販売再開予定ですがお急ぎのかたはご連絡ください。
200×297cm
オールカラー94頁
寄稿 工藤麻紀子(画家)中村史子(愛知県美術館学芸員)
(50部限定サイン入り・コラボレーション作品ポストカード付 なくなり次第終了)
作家プロフィール
長井朋子 小山藝術計画所属
長井朋子の作品には、森や部屋の背景に、猫や馬などのたくさんの動物たちや、幼い少女、色とりどりの木やキノコなどが、まるで劇場のように配置されています。様々なモチーフが散りばめられた作品はどれも、世界が凝縮したような充足感と独特の空間性をもっています。長井は下描きをせず、描く対象に応じて、油彩、アクリル絵具、水彩、色鉛筆、パステルなどのふさわしい画材を選び、加えて立体作品や、インスタレーションも手がけます。それによるマチエールや素材の違い、描き込みの程度の違いはリズムとなり、ひとつの音楽を生んでいるように思えます。長井の作品には、明確な物語があるわけではありませんが、この音楽を感じる事によって、わたしたちはいつの間にか彼女の作品世界の中に入り込んでいるのです。
長井朋子は1982年愛知県生まれ。2006年に愛知県立芸術大学を卒業し、現在愛知県豊橋市を拠点に制作活動を行っています。小山登美夫ギャラリーではこれまでに4回の個展を行い、東京オペラシティーアートギャラリーコリドールなどでも個展を開催しました。「VOCA展 2010」(2010年、上野の森美術館、東京)に出展したほか、海外では、ヴェネツィア・ビエンナーレ関連企画展の「Future Pass – From Asia to the World」(2011年、Palazzo Mangilli-Valmarana、ヴェネツィア)や、ソウル、グルノーブル、ベルリンでのグループ展に参加しています。また長井は、東日本大震災の被災地である宮城県七ヶ浜の遠山保育所(設計:髙橋一平建築事務所)にて、サインやプールに絵を描くプロジェクトに携わり、この遠山保育所はシンガポール赤十字社による全額サポートのもと 2013 年 に竣工しました。作品は高橋コレクション(日本)、オルブリヒト・コレクション(ドイツ)、ザブラドウィッチ・コレクション(イギリス)、ジャピゴッツィコレクション(スイス/アメリカ)などに収蔵されています。
Floating Mountainから本が出ます。
以前こちらのブログでも紹介した、アーティストの長井朋子さんと女優の片桐はいりのコラボレーション作品を撮影させていただいたものを収録した作品集が完成しました!
情報解禁まで長らくかかってしまいましたが、この作品集は長井朋子さんとFloating Mountainとの共同企画、出版です。
またデザイン、編集もFloating Mountainでさせていただきました。
写真館なのになぜ???とお思いになると思いますので簡単にご説明しますとFloating Mountainは撮影の僕とパンフレットや台紙、写真集のデザイン、制作を行っている妻と共同でつくりあげている写真館です。
妻のデザインワークとして作品集のお話を頂いたと同時に作品集のなかに登場するアトリエ写真などの撮影を僕がさせていただくことになり、じゃあせっかくだからFloating Mountainの名前で進行しよう!となったかたちであります。
さらに今回は長井さんから企画、出版も担わせていただくことになり、「Floating Mountain出版」という流れになりました。
「Floating Mountainデザイン」としてさまざまな企画やものづくりをしたいと考えてはいたのですが、もともと私たち夫婦が「本」というかたちにとても興味があったため出版というかたちでスタートを切れたのは大変嬉しいことだなと思っています。
作品集は11月17日よりこちらのHPから販売予定です。
また11月17日から12月10日まで、六本木ヒルズ内ADギャラリーでの長井さんの個展にて、撮影させていただいた片桐はいりさんとのコラボレーション作品が展示される予定です。これは楽しみ!是非足をお運びいただけたらと思います!
作品集の詳細についてはまた次回!
トランペットとトロンボーン
引き続き七五三のお問い合わせを頂いています。
せっかくご連絡いただいたのに、お日にちのご希望に添えないこともあり申し訳ありません。
平日撮影ご要望される方は、まだまだ受け付けておりますのでぜひご連絡いただければと思います。
写真はすこし前に撮影させていただいたご趣味でジャズバンドをやられている新郎新婦お二人の音楽にあふれた結婚式。
ダンスホールを貸し切りお仲間と作り上げた式から披露宴は、演奏の熱気とゲストの方達の祝福がこの上ない楽しい時間でした。
箱を持たない出張写真館だからこそ巡り会えたお二人なのかなと思いました。
片桐はいりさんと
ジリジリの太陽が照りつけたつい先日、写真館ではちょっと変わった撮影をしてきました。
立派な日本家屋に、不思議な装いで佇む女優の片桐はいりさん。
以前にもご紹介した美術作家の長井朋子さんの画集に収録予定のコラボレーションということで、長井さんの立体作品を身にまとった片桐はいりさんを撮影させていただきました。
都内にあるとても趣のある大きな一軒家は、今回こけら落としだったというハウススタジオなのですが、広い!立派!かっこいい。素晴らしい場所でした。
そんな場所で、長井さんの作品に入り込んだはいりさん。
はいりさんの長年の経験とアイデアを盛り込みながら、絵の空間に入り込んだ空気感を纏っておられました。とても楽しく貴重な時間を過ごしました。
画集に収録予定のお写真はまだお載せできませんが、なんとも姉妹のようなはいりさんと長井さんの記念写真を!
僕個人としてではなく、マウンテン写真館としてお仕事させていただいたのにはもう少しいろいろな経緯があるのですが、それはまた情報解禁とともにお知らせさせていただこうと思います。
美しい額装
やっとになりますが、長い間準備中になっておりました写真額のページが整いました!
台紙写真やアルバムは特別感があっていいものですが、写真を額に入れて
飾るというのは、より身近でまた違った楽しみがあるものです。
インテリアとしても重要な写真額はまったくの無地なものより少しおしゃれに、
でも華美すぎず写真を美しく引き立ててくれるもの、
どんなお部屋にも自然に馴染むものを、と長い間探し続け、やっと出会いました。
東京の木工製作所FULL SWINGさんのPhoto Flame。
木の層の間にカラフルな厚紙が挟んである合板を使用した、今まで見たことのないスタイリッシュなPhoto Flameです。
裏面にはFloating Mountainのオリジナル焼印を入れました。
額自体に奥行きがあるので、写真をより立体的に見せてくれます。
置型、壁掛け両方可能です。
木の質感、ストライプの色合い、美しい曲線。本当にいいです!!
我が家も家族写真を入れて飾っていますが、いい。いいな〜と思っていつも眺めています。
これはぜひぜひ、おすすめしたいです!
パンフレットリニューアルしました!
パンフレットリニューアルしました!
Floating Mountain写真館を初めて一年、新たに撮影させていただいた写真をたくさん掲載しました。いろんな出会い、ストーリーが詰め込まれていて嬉しい仕上がりです。
渋谷は富ヶ谷と円山町にある手打ち讃岐うどん屋の名店麺喜やしまさん、井の頭公園すぐの素敵なギャラリー吉祥寺ギャラリーさん、仙川のおしゃれなヴィンテージ雑貨屋OLD NEW THINGSさんなどに置かせていただいています。
お手にとって見てみたい方、またパンフレットを置いてあげるよ!というお店や施設のかたなど、ご連絡いただければ郵送させていただきます。ぜひお手にとって見ていただけるとうれしいです。
外での撮影も気持ちいい季節になりいろいろな撮影のご依頼を頂いています。
梅雨前の暑すぎもない爽やかな陽気に、是非ロケーション撮影をおすすめします!!
メールフォームからのお問い合わせ、お電話お待ちしております!
春風
春ですね。東京は桜が満開を過ぎてはらりはらりと散っています。
やっと暖かくなって心が緩みます。
Floating Mountain写真館のホームページを少しリニューアルしました。
近日撮影した写真を加え、たくさんの写真を見ていただけるようにしました。
また、わかりにくいとご指摘のあったプランをシンプルにすっきりと変更しました。
家族の撮影プランは撮影のみに絞ったのでより気軽にご連絡いただけると嬉しいです!
パンフレットも新しく作成してもう直ぐ刷り上がってくる予定です。
ロケ撮影も気持ちの良い季節になってきたので、ぜひ素敵な写真を残してみてはいかがでしょうか。