5月

夏のように気温が上がる日も増えてきました。
でも空気はすっきりとしていて雨も多く、景色はクリアに見える5月です。

今日はFloating Mountainオリジナル写真集について書いてみようかと思います。

『写真集』と言えば少し前までは本屋さんに並ぶ作品集だったと思いますが、近頃は携帯電話のアプリケーションなどで自分で編集して簡単に作ることができるオリジナル写真集が多くできて利用している方も多いと思います。

ハードカバーの表紙を開き紙に印刷された写真ページをめくる時には、作品のようなパブリック感で、おー!と感動します。

でも一枚一枚写真を選び透明なフィルムをめくってまがらないように貼り付けていた手張りの家族のアルバムの手作り感や温かみ、懐かしさは無くなってったようで少し寂しい。

そんな想いから、試行錯誤を繰り返し、手製本の写真集にたどり着きました。
作品集のようなわくわく感を味わえるように写真はしっとりとして落ち着きのある厚めの紙に印刷し、2枚のクラフト紙で本文を挟み込む形で一本の糸で一冊一冊丁寧に製本しています。

本棚から他の本と同じようにいつでも取り出して開いて見て欲しいので、A4サイズに仕上げました。
表紙のクラフト紙はコーティングを施していないので手にとるごとに使用感はでて、また歳を追うごとに日焼けもすると思います。

家族のアルバムとしての写真集の役割。そんな経年の変化も楽しんで味わっていただけたらいいなと思っています。

2016-05-13 | Posted in blogComments Closed